vi(LPIC)
vi
ファイルの作成、編集を行うコマンド(エディタ)です。 コマンドモード、入力モード、exモードを使い分けます。
環境変数EDITOR
デフォルトのエディタは環境変数EDITORで設定できます。
$ export EDITOR=/usr/bin/vi
コマンドモード
[ctrl] + f
ファイルの末尾に向かって1画面ずつスクロール
[ctrl] + b
ファイルの先頭に向かって1画面ずつスクロール
[数字] + dd
数字の数だけ行を削除する。 例えば 3dd であればカーソルから3行削除する。
[数字] + .
直前のコマンドを数字の回数だけ繰り返す。 例えば dd と入力して1行消したとに 3. と入力すると追加で3行消されます。
/ [文字列]
現在のカーソル位置からファイルの末尾に向かって検索
? [文字列]
現在のカーソル位置からファイルの先頭に向かって検索
A
入力モードに切り替え、行の末尾にカーソルを移動する
P
カーソル行の上の行に貼り付ける。
p
カーソル行の下の行に貼り付ける。
ZZ
ファイルの更新が無ければタイムスタンプを更新せずに保存と終了を行う
入力モード
exモード
:w
ファイル名を変更せずにそのまま保存
:q
ファイルを保存せずに終了
:q!
すべて破棄して終了する
:wq
タイムスタンプを更新して保存と終了を行う
:!
viを実行しながらコマンドを実行する。